どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
あらすじ。
ギークのデイヴはスクールカーストでは一番下のダメな奴だった。彼はある日、ヒーローに憧れを持つあまり、通販でコスチュームを購入し、実際にヒーローとして活動してしまう。 瀕死の目にあったり、ゲイと思われたりの踏んだり蹴ったりの活動だったが、ある事件を堺に他のヒーローと出会い、巻き込まれていくことに。 あらすじ終わり。 アメコミのパロディ映画というんでしょうかね?コメディ色が強いです。 一言でいうならお金を賭けて、全力で馬鹿をやった映画ですね。 よくあるようなアメリカンドリームめいた、実力があるイイヤツが世界に認められていくというストーリィではなくて、無知と幸運故に生きていくという話です。ですから主人公には実力もないですし、やる気も、魅力も感じられません。 ゾンビランドの主人公と似た雰囲気です。モラトリアムな感じが特に。 一方、デイヴことキック・アスとは違う部分で、ヒットガールとビックダディというヒーローがヒーローらしく活躍しているんですが、主人公が情けなくなるくらいにヒーローらしい活躍(といっても血なまぐさい)をしているのが対比としてはよく出来てきます。 少し、狂気を感じるくらいに。 この映画はHGが凄くカッコイイ。特殊な能力を使うわけではなくて、拳銃を使って悪党を倒していくんですが、その姿は凄く爽快です。 銃撃戦や戦いとはこうやって作るのだと再認識されるような面白さでした。 十一歳の少女がスラング使いまくりで、銃で敵をバッタバッタと倒していくのは何とも日本的ですが、やっぱいいものはいいです! 映像に関していえばCGが安っぽいことを除けば特に問題はないです。 ストーリィは凄く分かりやすいので映像にどっぷり浸れるんじゃないでしょうか。 ただ映像、シナリオともに海外ドラマの延長線上を見せられているような感覚を覚えました。よくばりなのかもしれないですけど、映画らしい何かが足りないような気がします。 シナリオ:6/10 映像:7/10 総合:7/10 評価:ちょいグロ。でも安心してみれる面白さ。 PR あらすじ。
夢のなかに入り、他人のアイディアを盗むことを生業としている凄腕企業スパイことコブはある事件を切欠に自分の子供に会うことができないでいた。 それに目をつけた大企業の男はコブには犯罪歴の抹消を、そしてその仲間たちには莫大な報酬と引き換えに、ライバル会社の“インセプション”を依頼するが……。 あらすじ終わり。 私は007みたいなオーソドックスなアクション映画を想像していたんですが、実際はSF映画でした。 まずインセプションとは何か。夢の世界とは何なのか。どういう性質を持っているのかということを我々は叩き込まれます。 これが結構難しい。映画を見ながらそれを理解するのは難しいと思う。 しかしあまり考えなくても、それなりに分かるので問題はないです。 唐突に物事が進んでいくので若干の勇み足感は拭えませんでしたけど、慣れてしまえば「そういうものか」と見ることが出来ました。 ただこの映画は問題を多く詰め込みすぎているので、視聴者としてはボリュームの多さに少し辟易(へきえき)してしまうかもしれません。私は映画が終わってしばらくしてからやっと食べ終わった感じです。 ただそのボリュームの多さはある問題を隠すための「やぶ」にしか過ぎないのではないかと思います。 ネタバレを避けるために深くは書きませんが「奥さんの真実」と「何が夢で何が現実であるか」という疑問への説明は最後までありませんでしたし、おそらくは意図したものだと思います。 面白いです。面白いんですが、何かが足りない気がしてならない。 CGは美しいですし、話しは筋が通っているし、絡んでいて面白い。でも何かがやっぱり足りない。 それが私の評価です。 シナリオ:8/10 映像:8/10 総合:8/10 評価:見ると良い。ただちょっと難しい。 ∴ ついでに。 |
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
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鬱
年齢:
125
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性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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