どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
こんな私でもいいの?と彼女は言った。
僕は無言でウンと頷いた。彼女は普段のそれとは似つかわしくないほど狼狽えて、視線を彷徨わせた。 「でもでもでも、ほら、私ってあんまり可愛くないし」 「可愛いよ」 「でもでもでも、ほら、私って尻尾あるし」 「すごくチャーミングだよ」 「でもでもでも、ほら、私って腕4つだし、肩幅広いし、リアル肉食系だし、ピット器官とかあるし、夏は脱皮するし」 「体は君に似合う服を見つける楽しみがあるよ、ピット器官は夜でも僕を見つけてくれるし、僕がドキドキしてる時、分かるだろ? 脱皮した君の皮は財布に入れておくよ」 「へ、へびじゃないんだから!」 「知ってるよ。大切だからそうしたいんだ」 「も、もう!」 少し怒った彼女が可愛らしい。僕はそっぽを向いた彼女を待った。 「何で私みたいなのが好きになるんだろう。もっと普通の感じの子を好きになればいいのに!」 「普通の子じゃダメなんだ。君みたいな僕にとって特別な子じゃないと」 「もう……」 * なんていう怪物と普通の人が交流している町での恋愛劇とかどうでしょうか?ネコミミ?犬耳? 大丈夫、この町にはコモドオオトカゲみたいな女の子とか、男性を孕ませたいとか思うタツノオトシゴみたいなちょっと人間とは遠い感じの人が揃ってます!ます! もれなく病んでます!ます! PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
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性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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