どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
・ストーリー
ゲーム世界で悪役を演じることにうんざりしていたラルクは、自分にも主人公のようにメダルを手に入れられると他のキャラクターに豪語する。他のキャラクターは悪役にメダルなんて手に入れられないと一笑するが、彼は止まらない。シューティングゲームの世界に混ざったりしていくうちに、彼はシュガー・ラッシュというゲームでヴェネロペに出会ううが……。 友人のツテでソフト化する前のビデオをもらったので視聴。(英語音声だったので、スラングが多くて大変だった。どうやって訳したんだろう?) トイストリーを非常に意識した作りだと思った。随所にそういった部分が見られる。やっぱり子供向けというよりも大人向けなストーリーだと思う。 ピクサーの映画は最初に避けられない絶望があって、周りから望まれなくて、頑張るけど失敗して、試行錯誤してそれを乗り越えるけど、自分と似たようなことをして失敗(挫折)したサイコパス的キャラクターが敵として立ちはだかるというテンプレートが出来上がっている気がしてならない。 社内でそういうストーリーテンプレートがあるのかな?もしそうなら、残念。そこにはストーリー上の欠陥がどうしても生まれてしまうし、事実あったから。 トイストリーを見た視聴者には既視感の強い映画だと思う。映画としての完成度は高いし、テンポや絶望からの希望(あるいはその逆)の移行は匠。考察しながら見なければ上質。 でも考察しながら見る視聴者には最悪かもしれない。ストーリーの大きな欠陥があるし(あのハンマーとか)、子供向けと見せかけた大人向けアニメなら、考察は避けられないと思うから。 ヒット作に習うことは間違っていない。でもそこから発展できなければ、コピー以下にしかならない。 凄く好きな雰囲気と内容なだけに、手放しで褒められません。10点中5点かな。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
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幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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