どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
ホテルに一ヶ月くらい泊まっていた時のことだった。金縛りにあった。
その時に変なものを見た。 全身に真っ黒な髪の毛がロープのように束なって、私を拘束していた。私の腹の上に、女性のカツラのようなものがった。 頭の中ではどこか冷静に「あ、これヤバイな」と思った。階段を踏み外した時の危機感とは違う、得体のしれない危機感があった。 気がつくと私は全身汗まみれで無事で、それ以降はそういったことはないが、 それから体調的にも、精神的にも妙に疲労しているような気がする。 それとこれは単純に私の問題なのかもしれないが、眼の奥に黒いものがチラつくようになった。 目の病気か、あるいは精神的な狂気が見せるものだろうか、と思っていたが先日、その疑問が瓦解(がかい)した。 あれは髪の毛なのだ。 私の周りを髪の毛が文字通り、まとわりついている。 兄にそれを相談したところ、彼はちゃかして本気にしなかったが、ふいに真面目な声で言った。 「そういえば俺の彼女がお前の部屋に知らん女が入っていくの見たっていってたな」 兄の彼女と兄と、私でマンションに住んでいる。 それ以外の部外者などいないし、いても困る。 洒落にならない。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
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鬱
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125
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非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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