どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
∴ 人食いさん。 人食いさんは人食いさんである。人を食らうのである。
よく人が町でいなくなることがあるけれど多分人食いさんが人を食べているのだと思われる。弱肉強食、自然の摂理を信仰する俺としては大した問題とは思えない。交通事故で人が跳ねられて死ぬようなものだ。 今日も町のどこかで人食いさんの小さな唇が耳の裏側まで引き裂かれ、人をバリボリ飲み込んでいることだろう。 人食いさんは人の形をしているだけなので、わりと変幻自在だったりする。 「あなたのことが好きです。あなたの望む姿になりましょう。あなたの性癖の望むまま、ケモノの姿であろうと、触手全であろうと、脂ぎった中年男性だろうと、私は私を愛してくれるのなら全てを受け入れ、あなたの願いを叶えましょう」 「……はて、人食いさんはこの俺をどういう目で見ているのかな」 「性的にも食欲的にも私の好みといったところですわ」 「ほほう、それは全力で逃げたくなるような一言ですね」 「でしょう?」 「うむ」 「うふふ」 「ははは」 そんな命のやりとりをする日常的な非日常。 人食いさんの腹の虫は今日も鳴る。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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