どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
随分前に見ていた映画がhuluで配信されることになって思い出した。
(最近の私は映画を借りるのが面倒になってhuluという動画配信サービスで映画を見てる) ストーリーは貧困層の出である青年、それも知識もなく学もないインドの男が、ミリオネアというクイズ番組で尽く難問を突破していく。制作スタッフは彼がカンニングをしていると思い、警察に突き出すが……というお話し。 カメラワークや構成は普通によい。 特徴的なのは色使い。どれもこれもがインドという世界、貧困層という世界の色を見せている。 地獄と天国の対比のような、貧困層から出たあとの色使いの違いは新鮮で「ああ、なるほど」と納得させられた。 物語は正直な話し、サクセスストーリーだったりする。でも、その過程が非常によくできていて、魅せてくれる。 彼は才能があったわけでも、環境に恵まれていたわけでもなく、等身大の“彼”なのだということを我々は知ることになる。そういったストーリーだった。 よくある「彼は幸せになるべくして幸せになり、問題を回避すべくして回避した」というものがあるが、彼は違うのだ。 彼の一生を見て、誰もがこう思う。「もうそろそろ、幸せを掴んだってバチはあたらないはずだろう?」 そう思うほどに彼は誠実で、愛に満ちている。 キャラクターの幸せをただひたすら祈るという二時間は思いの外、貴重な体験だった。 ぜひとも他の人にも見て欲しいと思う。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
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鬱
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125
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性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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