どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
トンネルを潜るとそこは雪国だった……というのは有名な小説の一節だ。僕の場合は、部屋を開けるとマッパの女が立っていたという珍妙な事実しかない。
「おかえり!」 そう元気ハツラツとして笑う変態は僕の部屋の窓から侵入して僕の帰りを待っている。死ねばいいのに。 「お前さ、いい加減にしろよ。この前、お前の両親土下座してたじゃん。僕、大人が本気で泣きながら土下座してるの初めて見ちゃったよ。というか親に申し訳ないと思わないわけ?」 そういう頭に育っちゃったってこと。 「思わないっ!」 「元気よく断言するな。速攻で答えるな。あと死ね」 「人間服を来ている方がおかしいと思うね。元々動物は裸でいるべきだ。これが自然体なんだよ。だから君も今着てる服をパージするといい」 「バナナでコケて死ね」 途中、おばさんがうえに上がってきて「あら、今日も来たの? 御飯食べてく?」といい「いただきます」とこいつが言い出すハプニングが発生した。 「お前さ、何で断固として服着ないわけ? 家でもそうなの?」 「当然、家では服着てるよ。寒いからね。これは私の性癖だから気にしなくていい」 「見られると興奮するとかいうアレか」 「最初はそうだったのだけど今は違う」 聞いて聞いてって顔がうざいなあ。 「……めんどくさい奴だな、何で?」 「今は君に蔑まれるような目で見られるのが快感なんだ!」 僕は肩掛けカバンを本気で投げた。 奴は嬉しそうに鼻血を出した。 PR ∴ この記事にコメントする
|
∴ フリーエリア
幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
∴ ブログ内検索