どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
「魔法使い」
夜の帳。今一度、彼女は言葉を反魂させる。 「魔法使い!」 「何故、あなたが……」 少女は驚いた。彼女は手を貸さないと無碍に自分を断った相手だった。 自虐的に少女が語る「靴べらのような義手と義足」ではない。かといって、それは事故で失われた手足でもない。それは戦闘用の無機質な腕と足だった。少女に差し伸べる手は人によって作られた手だった。 「無様だな、魔法使い! しかし、私が来たからには安心しろ。目下目前、全てを焼き払うことを約束する。科学の力を持ってして、全て打ち壊し、全て踏みにじり、全て噛み千切る」 彼女は凶悪そうに笑い、血反吐を吐く少女を引っ張る。 「どうしてここへ……?」 「理由などあるものか。そうだとも、誰かを救うということに理由などあってはならない!」 分厚いメガネの向こうがキラリと光った。 「さあ、魔法使い。君の出番はここまでだ。あとは私が踊り狂う番だ!」 彼女は敵にライフルを向けて、引き金を引いた。 こういう厨二病っぽいのはどーでしょう。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
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鬱
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125
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非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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