どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
∴ 無題 「あなたが首領……なのですか?」
青年は震える声で言った。聞くまでもなく目の前の男は、多くの命を奪ったあの悪の組織の王だった。 あらゆる証拠と仲間たちが命をかけて残したメッセージがそれを明確に物語っていた。 「ああ……そうだ」 男は椅子に身を預けなら、芝生で笑う自分の子供達を眺めて笑う。 35年前、突如「悪の組織」を名乗る集団により、世界の主要都市で致死性の高い毒ガスがばらまかれた。次に米国、ロシアから奪った核弾頭により、無差別な攻撃が行なわれ人類は滅びかけた。 死にかけた人間たちは地球防衛軍を組織し、団結して悪の組織と戦った。 「何故そんなことを……! 地球防衛軍総司令官のあなたが!」 「私の行動によって、多くの命が失われが、同時に人類は一致団結し、争いを忘れ、種や言語や利益を超えた」 「それだけのために……?」 男は口ひげを手でさすり、カップに紅茶を注いだ。 「それ以前の人類ときたらどうだ。争い、偽り、盗み、殺す。我々は必要悪だよ」 「自分たちは正義だとでも言うんですか!?」 「いいや、我々は悪だ。決して自分を、自分たちを正義だと思ったりはしない。履き違えもしない。我々は自分を、自分の行動を悪であり罪だと認識して、行動をするのだ。だからこそ、人は私達を憎み、一致団結する!」 * みたいな自分を悪だと断定した上で、人を殺す話しを考えたよ。途中で飽きたけど。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
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性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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