どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
∴ 頭の中。 常に自分の頭の中ではシナリオが蠢いてる。もはや呼吸といっても差し支えないほど、それは日常的だ。
昨日も風呂に入っている時に「悪意の童話」というタイトルで十話分ほどシナリオが浮かんだ。 (一方では幸せに見えるけど実際はとんでもなく不幸に満ちた話) 今更かと思われそうだけど人格を疑われそうな内容だったので自粛。 こうして私のメモ帳は得体の知れない世界を記して行く。 流星雨の如くシナリオが降ってくる。その調整を上手くコントロールしないと私の脳はそれだけでパンクしてしまう。 文章に起こしたいけど、私は一人で、書いている途中ですら妄想は止まらない。 忘れないようにメモ帳にペンでそれを記し、自分を制約しながら書き続けるというのはある意味修行僧のような気持ちだ。 ああ、私があと三人いればこの頭の中の流星を上手くまとめられるというのに。 アイディアが湧き続けるというのも辛い。 PR ∴ 聞いた話。 最近ある男から聞いた話。
彼は兄と地元の大きな祭りに来ていた。立ち並ぶ夜店に彼ははしゃぎ、そして迷子になった。 流れて行く人々は小さな少年に何の感慨も抱かず進んで行く。彼は泣きたくなるもそれすら許されないような気がして、ただ呆然とそこに立ちすくんだ。 そこで奇妙な男が彼に声を掛けた。 「どうした、わっぱ」 着物姿のその男は丸々と太っていて、その大きな体躯には似合わない小さなお面を着けていた。あせた色合いと細かな傷にお面の古さが見てとれた。 彼が辿々(たどたど)しい言葉で自分の状況を説明すると、男は無言で彼の手を取り、人ごみを進んだ。 不思議と不信感や恐ろしさを感じなかった。 暫く道を進むと会場を運営しているらしきテントが見えた。御堂の側にそのテントはあり、そこでは兄が神妙そうな面持ちで老人に何かを説明していた。 彼は兄に向かって走り、自分の無事を知らせた。兄は怒りながらも安心し、老人はよかったと微笑んだ。 彼は太った男に助けてもらったことを説明しながら、振り向いた。 男の姿はどこにもなかった。 その話を聞いた老人は腕を組みながら老獪な笑い声を上げた。 「まあた、主さまは抜け出しやがったか。あん人は祭り好きで子供好きだからなぁ……しょうがねえか」 どういうことだろうと思っていると老人は御堂を指差し、覗いてごらんと笑った。 御堂の中心では男がしていたものと同じお面が丁重に祀られていた。 *一応創作のカテゴリに入れておきます ∴ 二日酔い。 ∴ ふむ。 |
∴ フリーエリア
幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
∴ ブログ内検索