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どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
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先日、引篭もりの私には珍しい衝動が湧いた。
夜道を歩きたくなった。自転車ではなくて、地を踏んで道を進みたかった。
デジタル時計は夜の十時という歩くには些か非常識な時刻を私に教えてくれる。しかし、どうしても私は歩きたかった。

初夏だというが大丈夫だろうと防寒はせず薄着のまま、外に出た。夜の吹き付ける風は酷く寒々としていて、木々の踊るようなざわめきは虫のわななきとは違った趣きがった。
わたしはiPodを操作しながら道を進む。ふと月明かりに足元が照らされたのを感じた。
首を空に向ける。
「ああ……」
そんな声が漏れた。
満月。金色に輝き、暗闇を弱々しくながらも、あまねく照らす満月。
だからか、というわけではないのかもしれないが酷く気分のよい夜だった。
不意に笑いたくなった。
何だかできすぎているような気がしたのだ。神様が私のために都合を図ったかのような、そんな淡い感覚。

狼男や吸血鬼のようにどうやら私は月の出る日が本能的に分かるらしい。そうでないのならきっと、私には見えない何かが耳元でそっと囁いたのだろう。

今日は気持ちの良い夜だぞ、と。

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多分、元ネタはバッハの曲なんだろうけど、凄くいい題名だ。
「甘き死よ、来たれ」
甘美でいて退廃的な感じが何とも言えない。歌詞も凄く後ろ向きで素敵。

エヴァ旧劇場版の歌なんだけど素晴らしすぎる。
最後、ひたすら「無へと帰ろう」って繰り返すところも好き。

十年いうのが遅いとかいわれそうだけど、今頃になってその良さに気がつきました。

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今日スーパーいったんです。野菜とかお肉の間にビールを入れてレジに向かったんですが、そこの会計のおじさんが眉を潜めて私をじっと見ていて、どうしたんだろうと思ったら一言。
「未成年……ですか?」
びっくりして「いや、違います」といったら、やっぱり声色はそれなりに歳をとっているもので、おじさんは「あっ」みたいな顔をして何度も平謝りをした。凄く申し訳なさそうで、逆にこちらがごめんと謝りたい気分になった。

帰り道、帰宅途中らしき小学生の集団をみたのですが、学年が全く分かりませんでした。
おじさんが間違えた気持ちがなんとなく分かりました。
なんだか老いを感じた一日です。

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最近、どこのサイトでも交流が流行っているのでしょうか。
WEB2.0とは言いますけど、なんかこう……多すぎじゃないかと思うわけです。

ミクシーでも某小説サイトでも某つぶやきサイトでも某サイトでも某ボイスチャットソフトでも、みんな何か出会いを求めているというかなんというか。
私、別に魅力的でも能動的でもないですよ。

受動的で排他的でヒキでぐうたらで残念な脳みその神経質でぼんやりとした人です。
夢は誰かに養ってもらうことです。

みなさん、そこを勘違いしないようにっ。

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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
プロフィール
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年齢:
125
性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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