どっかの馬鹿の妄想と生活と創作についての雑記。
男は世界の危機を何度も救った英雄だった。
困っている人がいれば助け、皆がより良い答えに行き着くように道を指し示し、あらゆる困難を打破し続けた。皆を襲う悪党が入れば危険を顧みず、自分の倍はあるだろう敵に向かってひた走り、倒し、そして帰還した。 男は何も求めず、みなと同じ暮らしを望んだ。それなりの待遇を得ることも可能であったのに、男は平和と平凡を愛した。 無欲を貫き、ささやかな食事を楽しみとして暮らした。 そんな男にも死が訪れる。 みなは悲しみ、男のいない未来を恐れる。しかし男はいう。 自分のしたことなんて大したことじゃない。勇気があれば簡単なことだ。 みなは死期の迫った男の言葉に頷き、勇気ある明日を生きようと誓った。 そして、その日、一匹のアリが死んだ。 *もしかしたら私たちの世界もアリと対して変わらない世界なのかもしれません。 PR ∴ この記事にコメントする
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幸せになりたいと思うけど、幸せを手に入れた瞬間、幸せを失うことを意識しなければならない。いつか消えてしまうことに怯えなければならない。だったらずっと不幸のままでいい。
あとネットで小説とか書いてます。ヤンデレとか好きです。
∴ プロフィール
HN:
鬱
年齢:
125
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1900/06/07
職業:
ニート→ライター(笑)→ニート
趣味:
読書、アニメ、映画鑑賞、引きこもること
自己紹介:
幸福論でいけば確実に不幸な人間です。それに加えて変人です。自分ではそうは思わないのですが、みんなが口を揃えて変人というので多分そうです。人間関係苦手です。そんな名古屋人。
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